ネイル豆知識

ネイルアートの歴史2

東洋のネイルケア

 古代中国でも、ネイルケアは施されていました。その代表格が楊貴妃。
楊貴妃といえば、クレオパトラや小野小町と並ぶ「世界三大美人」として有名です。 楊貴妃が暮らした唐の時代といえばAD700年代ですから、古代エジプトから4000年近くも後になりますね。 もしかしたら、それ以前にも爪を染める習慣があったのかもしれませんが、今のところはわかっていません。

 日本では、平安時代ごろから爪を染めるようになり、江戸時代には吉原の遊女たちも染めていたといわれています。 日本や中国で爪を染めるのに使われていたのは、鳳仙花やカタバミ、紅花などの植物。

 鳳仙花は別名「つまくれなゐ」「つまべに」などと言われ、第二次世界大戦ごろまで日本女性のネイルケアに愛用されていました。 そのほかにも、多くの国で「植物によって爪を染めるネイル」は行われていました。

ファッションとしてのネイル

手のオシャレとしてマニキュアが浸透していったのは、ギリシャ・ローマ時代といわれます。 そのころの支配者階級の人々に、男女問わず流行していきました。

 「マヌス・キュア」という言葉が生まれたのも、このころです。 マニキュアは、芸術が進化していく過程と共に一般人にも浸透していきました。

 近代のヨーロッパの女性には、ピンクで透明感のある爪がよしとされていて、爪を染めるだけではなく磨くことも始まりました。 本格的にネイルケアが始まった時代といっていいでしょう。

 そのころは、オイルや蝋を爪に塗り、セーム皮で磨いていたそうです。
現代でいうネイリストも当時はマニキュア師と呼ばれ、このころから職業として成り立っていきました。

 でも、このころはまだ、今のようなポリッシュ(ネイルラッカー)は使われてはいませんでした。 現代のような、速乾性の高いポリッシュができたのは、1923年のこと。 アメリカで、自動車の塗料を元にして作られたそうです。 それが1930年代には販売され、美しく光沢のあるネイルケアに一役買ってきたわけです。

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